法律の役割とその運用について

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税金の法律の改正の流れ

年末になると税制改正大綱というものがほぼ毎年出てくるのをご存じでしょうか。選挙や政権交代などで年末に出ないこともありますが、たいがいは12月後半に発表されます。実はこの税制改正大綱は通常二種類あります。一つが政権与党の大綱、もう一つが内閣としての大綱です。それぞれの下に税制改正の審議をする調査会が設けられその改正の内容がまとめられたものがこの大綱なのです。

与党が安定政権の場合は、党で作られた税制改正大綱の内容がそのまま国会審議に掛けられて可決することになる可能性が非常に高いため、この党の大綱が出た段階で税金の法律に関する改正内容は決まったも同然になるのです。税金関係の法律のテキストなどは、この大綱の発表段階から原稿執筆がスタートすることも多いようです。また、内容は税制の改良という観点の改正もありますが、景気浮揚効果を狙った政策的な改正項目もたくさん盛り込まれます。

この改正という作業は実は毎年行われます。税金の法律とその他の法律の大きな違いは、国民のお財布への影響がダイレクトか否かという点でしょう。そのため、税制の改正は財政政策の一種になりますので、毎年のように改正が入ってくるのです。毎年の改正と聞くと頭が痛くなるかもしれませんが、一度しっかり現行の内容を把握しておけばあとは部分的変更になりますので、毎年見ていると税制に詳しくなるでしょう。

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