法律の役割とその運用について

法律の役割とその運用について

法律と憲法との関係について

最近新聞等で最高裁の違憲判決をよく見るようになりました。例えば非嫡出子違憲判決や選挙の定数配分違憲判決などです。よく見るにも関わらず違憲判決とはどのようなことなのか、法律と憲法との関係はどうなっているのかわからない人が多いと思います。そこで法律と憲法の関係について説明したいと思います。

法律とは国会で議決された法で、生活のルールなど様々なことを定めています。そして国民の代表である国会で決められたものですから民意に基づいた規定ということで合理性があります。しかし、このような法律であってもその法律の規定がある人にとって不合理な結果をもたらすことがあります。そのような場合国会で法律を変えればいいのではとも考えることができますが、時間がかかったり、あるいは不合理な結果になる人が少数の場合、選挙で選ばれるのが国会議員ですから少数の意見は通りにくいということになります。その場合にどうすればよいか、最後の砦となるのが最高裁判所による違憲立法審査権なのです。このような少数者を救済するために法律の上位概念である憲法に照らし合わせて法律が憲法に違反することを判決してこれらの人の不合理さを救済するのです。ですので最高裁は別名人権保障の最後の砦と言われています。

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